【aroma精油の種類】ジュニパー

ジュニパー

Juniperus communis  樹木系

 

ジュニパーは、フレッシュで温かみのあるウッディ-な香りが特徴です。

15mほどの高さがある常緑針葉樹で、荒野や山の中に生息しています。

主な産地は、ハンガリー、フランス、イタリア、カナダなどです。

 

ジュニパーの実は、独特の香りがあります。

緑色から青色そして黒色と変化していきます。

このジュニパーでも実からとれるオイルの方が、木や針葉から採れるオイルに比べて少し、甘さがありる香りになります。

 

このジュニパーの実がついている小枝ごと、抽出する精油をジュニパー、

そして、実のみを使っている精油をジュニパーベリーといいますが、中には実のみの精油でも単にジュニパーと表記されている場合もあります。

 

サイプレスにも似た香りなのですが、ジュニパーの方がシャープでスパイシーです。

お酒のジンの香りづけでも有名ですね。

 

薬草として知られている植物の中でもかなり歴史も古く、西洋では、心と体の浄化にとても重宝されてきました。

旧約聖書に預言者イリヤがジュニパーにもたれて休んだことがあるといったことが載っているほどです。

古代よりリラックスをさせる香りがあると認知されていたのですね。

また、高い殺菌作用と利尿作用とが特徴の精油です。

ですので、コレラなどの伝染病の治療、チベットでは疫病回復にも使われていました。

生理を正常化させるといった働きもあります。

 

 

科  名  ヒノキ科

抽出部分  果実、枝

抽出方法  水蒸気蒸留法

ノ  ー  ト        トップ~ミドル

 

●注意事項

妊娠中は使用不可の精油です。

 

●心への効能

気力を失ったときや、

精神が疲労したとき、

気持ちが後ろ向きになっているときや

ものおじしているようなとき

にこの香りを嗅ぐことでチャレンジしてやるぞといった意欲的な気分にまで高めてくれます。

集中力がアップしたいときにも使える精油です。

 

●体への効能

利尿作用や発汗作用が高いことで有名な精油ですので、体の毒素を体外に排出してくれます。

むくみの改善などに使いたいですね。

また、肝臓のはらたきを助ける作用もあります。

 

●美容効果について

収れん作用や殺菌作用がある精油ですので、脂性肌を清掃してくれたり、ニキビや吹き出物をおさえたりすることが期待できます。

デオドラントにも使えるので香りがお好みであれば、スポーツ後などに使うのがおすすめです。

 

 

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