アロマのマッサージなどにかかせないキャリアオイルとはその選び方と保存法をまとめておきます。
キャリアオイルとは?
アロマ精油は、高濃度なものです。
そのため、使用上の注意として、原液を肌につけることはできません。
そのため、マッサージや外用薬として肌につけるときには、植物油で薄めてつかいます。
これらの植物油のことを肌の奥深くに精油を運ぶ運搬人の役目をになっていることから英語のcarrierの
「キャリアオイル」
または、「ベースオイル」と呼ばれています。
キャリアオイル自体にも多くの効能や特性があります。
たくさんの種類もありますので、
こちらで確認して下さい。
キャリアオイルの選び方
キャリアオイルは、植物油だというと通常の食用の植物油と同じだと思う方も多いと思いますが、これは間違いです。
食用の植物油は、製造の過程で加熱や薬剤の添加によって、植物の多くの天然成分が失われている可能性が高く、精油のキャリアオイルとして使うのには適していません。
キャリアオイルは、
未精製であることと100%ナチュラルなものを選ぶことが大切です。
どのオイルがキャリアオイルとして適当なのかどうかわからない場合は、
アロマテラピーの専門のお店で購入するのが安心です。
■肌質別のおすすめのキャリアオイル
普通肌の方は、
未精製、100%ナチュラルであれば、ほとんどのオイルが問題なく使えます。
乾燥肌の方は、
スィートアーモンドオイル、
アプリゴットカーネルオイルなど
脂性肌の方は、
ホホバオイルなどがおすすめです。
キャリアオイルの使い方
では、キャリアオイルの使い方です。
マッサージオイルとして使うときですが、
フェイシャル用の場合
精油の希釈濃度は、1%以下
ボディ用の場合
精油の希釈濃度は、2%以下
になるようにキャリアオイルと精油を混ぜて使いましょう。
例えば、
フェイシャル用の50mlのキャリアオイルには、
0.5ml(約10滴程度)
以下の精油
が使えるということです。
以下というのは濃度が、高くなると肌に対する刺激が強すぎてトラブルになる場合がありますので、注意してください。
キャリアオイルの保存方法
キャリアオイルの保存方法は、精油の場合と同じで
冷暗所で保存してください。
それぞれのキャリアオイルの特性によって酸化しやすいものもありますので、できればあまり余分な量を買い置きすることはお勧めしません。
使い切れる量を購入しましょう。